繊細さんの在宅ワークに。1万円以下で耳が痛くならないヘッドホン正直レビュー

在宅ワークでヘッドホンをつけ、リラックスして集中する繊細さんの女性の水彩イラスト 通勤・刺激対策

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在宅ワーク、集中したいのに、家族の声やテレビの音、外の工事の音が気になって、なかなか進まない。繊細さんにとって、家の中の「生活音」って、想像以上に集中の邪魔になりますよね。

かといって、イヤホンを長時間つけていると、夕方には耳の奥がじんわり痛くなってくる。

ノイズキャンセリングといえばソニーの高級モデルが有名ですが、約5万円。さすがに在宅用にそこまでは出せない。 そう思っていました。

こんにちは、ワカボンです。私自身もHSP(繊細さん)の当事者で、福祉の仕事を20年以上しています。音の刺激に弱く、在宅で集中できずにずっと悩んできた一人です。

ウォーキングのときはAnkerのイヤホンを使っていますが、長時間だとやっぱり耳が痛くなるし、かゆくなる。

そこで試したのが、1万円以下で買えるEdifierのノイズキャンセリングヘッドホン「W820NB Plus Gen2」。この記事では、実際に在宅ワークで使い込んだ正直な感想をお伝えします。

先に結論を言うと、長時間つけても耳が痛くならず、生活音もそこそこ消えて、集中が続くようになりました。

高級機には手が出ないけれど、在宅集中用の1台が欲しい繊細さんに、ちょうどいい選択肢です。

在宅ワーク、集中したいのに集中できない

在宅ワーク中、家の生活音に気が散って集中できない繊細さんの女性のイラスト

「よし、やるぞ」と気持ちを切り替えた、まさにそのとき。

リビングからテレビの笑い声が聞こえてくる。家族が「ねえ、ちょっといい?」と話しかけてくる。(あぁ、今いいところだったのに…)

でも繊細さんは、つい返事がそっけなくなったあと、今度は相手の表情や空気が気になってしまう。(今の言い方、冷たかったかな…)(向こうも「なんだよ」って思ったかも…)

自分の集中は乱れる。そのうえ相手の機嫌まで気になる。結局、こっちのぼやきと、あっちのぼやき、両方に気を使って、よけいにぐったりしてしまうんです。

外では工事の音、宅配のインターホン、隣の部屋の生活音。ひとつひとつは小さな音でも、繊細さんの耳は全部ひろってしまいます。

そして、いったん気がそれると、また集中し直すのにすごく時間がかかる。気づけば午前中が終わっていて、「今日も全然進まなかった」と落ち込む。

そんな日が続くと、「集中できない自分がダメなのかな」と責めたくなりますよね。でも、それは能力の問題じゃありません。音の刺激を深く受け取る繊細さんにとって、生活音の中で集中するのは、もともと難しいことなんです。

私もずっとそうでした。だから、イヤホンで耳をふさいで、なんとか自分の世界をつくろうとしてきました。でも、ここで次の悩みが出てきます。

イヤホンを長時間つけていると、耳が痛くなるし、かゆくなる。 夕方には耳の奥がじんじんして、はずすとホッとする。集中のためにつけているのに、それ自体がストレスになってしまう。

「周りの音は消したい。でも、耳は痛くしたくない」。この両方をかなえてくれる道具を、ずっと探していました。

モモさん
モモさん

集中しかけたところで話しかけられると、もう戻れないんだよね…

ワカボン
ワカボン

そうなんです。だから僕は、道具で“自分の静けさ”を作るようにしました

「Edifier W820NB Plus Gen2」ってどんなヘッドホン?

今回使ったのは、Edifier(エディファイア)の「W820NB Plus Gen2」という、ワイヤレスのノイズキャンセリングヘッドホン。1万円以下で買えるのに、必要な機能がしっかりそろった一台です。

「Edifierって聞いたことないかも」という方もいるかもしれません。

でも、Edifierは1996年創業のオーディオ専門メーカーで、日本では俳優の山﨑賢人さんをブランドアンバサダーに起用しています。知名度こそソニーなどに譲りますが、決してあやしい無名ブランドではないので、安心してください。

専門用語が多くて分かりにくいので、表にまとめて、となりに「かんたんに言うと」を添えました。

項目スペックかんたんに言うと
連続再生最大88時間数日、充電しなくても使える
ノイズキャンセリング最大 -49dB生活音や人の声をしっかり抑える
接続Bluetooth 6.1スマホやPCと、線なしで安定してつながる
音質Hi-Res・LDAC対応価格以上に、いい音で聴ける
オーバーイヤー耳をすっぽり覆う。耳の中を圧迫しない
価格1万円以下高級機(約5万円)の、およそ5分の1

いくつか、噛み砕いて補足します。

  • ノイズキャンセリング:まわりの音を電子的に打ち消して、静かにしてくれる機能。在宅の生活音対策の主役です。
  • オーバーイヤー:耳全体をふんわり覆う形。イヤホンのように耳の穴に入れないので、長時間でも耳の中が痛くなりにくいのがポイント。
  • LDAC:ワイヤレスでも音質が落ちにくい仕組み。むずかしく考えず「線なしでも音がいい」くらいでOK。

「箱はPlus、中身はGen2」って大丈夫?

Plus表記の外箱に88時間再生のマークが記載されたEdifierの箱の写真

ひとつ先にお伝えしておきます。

この製品、外箱には旧モデルの「Plus」と書かれていました。「あれ、Gen2じゃないの?」と不安になるかもしれません。

でも大丈夫。中身はちゃんとGen2です。 その証拠に、箱には「88時間再生」と表記してありました。 これはGen2の仕様で、旧Plusにはない数字です。つまり、箱の表面は「Plus」でも、中身がGen2であることは箱自身が証明しているわけです。安心してください。

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実際に、在宅ワークで使ってみた

私がこのヘッドホンを使うのは、もっぱら家で集中したいときです。

たとえば、ブログの記事を書くとき。事務的な作業をまとめて片づけたいとき。考えごとをして、頭を整理したいとき。どれも「まわりの音に気を散らされたくない」場面ばかりです。

家族が在宅している時間帯は、とくに出番が多くなります。テレビの音や話し声が聞こえてくる中でも、これをつけると、自分のまわりだけ、すっと静かになる感覚があります。

使い方はシンプルで、つけてノイズキャンセリングをオンにするだけ。音楽を流すこともあれば、何も流さずに「静けさ」だけを使うこともあります。私は、集中したいときほど音楽もなしで、ただ静かにして使うことが多いです。

時間でいうと、1日に3〜4時間、長い日は5時間以上つけっぱなしにしていることもあります。在宅ワークの相棒として、毎日のように使っている、というのが正直なところです。

実際に使って感じた、正直な感想

ここが一番大事なところ。実際に使い込んでわかった、いいところも気になるところも、正直にお伝えします。

装着感:長時間でも耳が痛くならない

まず、これが一番うれしかった点です。

3〜4時間つけっぱなしでも、耳が痛くなりません。 イヤホンだと、長時間で耳の穴の入り口がじんじん痛くなって、かゆくもなっていました。でもこのヘッドホンは、耳全体をふんわり覆う形なので、耳の中を圧迫しないんです。

「ヘッドホンって、頭を締めつけて痛くなりそう」と思うかもしれません。私も最初そう心配しました。でも、側圧(頭をはさむ力)はやさしめで、メガネをかけたままでも大丈夫。

5時間以上つけていた日でも、はずしたあとのあの“じんじん”がない。 これは在宅ワークでは本当に助かります。

音質:正直、価格以上

1万円以下と聞くと「音はそれなり?」と思いますよね。

でも、いい意味で裏切られました。 低音はしっかり、声や楽器の音もクリアで、安っぽさを感じません。LDAC対応のおかげか、ワイヤレスでも音がきれいです。

私はときどきクラシックを聴くのですが、音が脳にじんわりしみわたるような感覚があって、思わず手を止めて聴き入ってしまいました。繊細さんは音や芸術に深く感動しやすいので、この“しみわたる感じ”は、きっと相性がいいと思います。

音楽を聴くのが楽しくなるレベルなので、仕事の合間の息抜きにもちょうどいい。「集中用に買ったけど、音楽用としても満足」というのが正直な感想です。

ノイズキャンセリング:そこそこ、しっかり効く

肝心のノイズキャンセリング。結論から言うと、生活音はかなり静かになります。

テレビの音、エアコンの音、外の車の音、工事の音。こういう「ゴーッ」「ザワザワ」とした音は、つけた瞬間にすっと遠のきます。 家族の話し声も、つけて音楽を少し流せば、ほとんど気にならなくなりました。

ただ、ここは正直に書きます。高級機(約5万円)ほど“完璧な無音”にはなりません。 人の声のように高くてはっきりした音は、ゼロにはならず、うっすら聞こえることもあります。

でも、在宅ワークで必要なのは「無音」ではなく「集中できる静けさ」。その意味では、1万円以下でこれだけ効けば十分すぎる、というのが使ってみての実感です。

メリットとデメリット(正直に)

実際に使ってわかった、いいところと気になるところをまとめます。

メリット

  • 長時間でも耳が痛くならない・かゆくならない(5時間つけてもOK)
  • 耳全体を覆うので、耳の中を圧迫しない
  • 音質が価格以上。音楽も気持ちよく聴ける
  • 生活音(テレビ・エアコン・外の音)をしっかり抑える
  • 家族から話しかけられなくなった(つけていると「集中してるんだな」と見て分かるから)
  • 最大88時間再生で、充電の回数が少なくてすむ
  • 平べったく置けて、コンパクトに折りたためる(使わないときの収納がラク)
  • それでいて1万円以下

デメリット

  • 高級機ほど“完璧な無音”にはならない(人の声はうっすら聞こえることも)
  • オーバーイヤー型なので、夏は少し耳まわりが蒸れる
  • 折りたためるとはいえ、イヤホンよりは大きいので、毎日の持ち歩きはイヤホンのほうが手軽
  • 箱が旧「Plus」表記で、一瞬まよう(※中身はGen2)

正直に書きましたが、デメリットはどれも「在宅で集中して使う」ぶんには、ほとんど気にならないものばかりです。完璧な無音が必要なわけじゃないし、家で使うので蒸れもエアコンで対処できる。使わないときは平らにたたんでしまえるので、置き場所にも困りません。

ウォーキングはイヤホン、在宅はヘッドホン。私の使い分け

運動着でウォーキング中はイヤホン、在宅ワーク中はヘッドホンと使い分ける繊細さんの女性のイラスト

私は今、シーンによってイヤホンとヘッドホンを使い分けています。

外をウォーキングするときは、コンパクトなAnkerのワイヤレスイヤホン。身軽で、さっとつけられて、歩きながら音楽を聴くのにちょうどいい。

でも、在宅ワークで長時間集中したいときは、このEdifierのヘッドホン。理由はやっぱり、耳の痛さです。

イヤホンは耳の穴に直接入れるので、便利な反面、長くつけていると耳の入り口がだんだん痛くなって、かゆくもなってくる。 散歩くらいの時間ならいいけれど、在宅で何時間もつけっぱなしにするには、正直つらいんです。

その点ヘッドホンは、耳をふんわり覆うだけなので、長時間でも痛くならない。だから、

  • ウォーキング・短時間 → イヤホン(Anker)
  • 家で長時間・集中 → ヘッドホン(Edifier)

と分けたら、どちらの「いいところ」も活かせて、耳の痛みからも解放されました。 「全部1つでまかなおう」とせず、場面で道具を変える。これが、繊細さんが快適に過ごすコツのひとつだと思います。

モモさん
モモさん

結局、イヤホンとヘッドホン、両方そろえなきゃダメなのかな…?

ワカボン
ワカボン

今あるイヤホンはそのままでいいんです。在宅用にヘッドホンを1つ足すだけ。場面で分けると、ぐっと楽になりますよ

こんな繊細さんにおすすめ

在宅ワーク用ノイズキャンセリングヘッドホンがおすすめな繊細さんの特徴をまとめた水彩インフォグラフィック

ここまで読んで、「自分に合うかも」と思った方へ。改めて、このヘッドホンが向いているのはこんな人です。

  • 周りの音や人の声で、在宅ワークに集中できない繊細さん
  • イヤホンだと長時間で耳が痛くなる・かゆくなるのがつらい人
  • ソニーなどの高級機(約5万円)は高すぎて手が出ない
  • でも、そこそこ効くノイズキャンセリングが欲しい
  • 家事や育児の合間に、短時間でも“自分だけの静かな時間”がほしい
  • 音楽も気持ちよく聴きたい人(価格以上の音質)

逆に、「電車や飛行機での完璧な無音がどうしても必要」「とにかく軽くて持ち歩けるものがいい」という人は、高級ヘッドホンやイヤホンのほうが合うかもしれません。

でも、「在宅で、長時間、耳を痛くせずに集中したい」。その目的なら、1万円以下でこれだけそろっているこのヘッドホンは、繊細さんにとってかなり心強い相棒になります。

まとめ:道具を変えると、働き方は少し楽になる

在宅ワークで集中できないのは、あなたの努力や能力が足りないからではありません。音の刺激を深く受け取る繊細さんにとって、生活音の中で集中するのは、もともと大変なことです。

だからこそ、気合いで乗り切ろうとするより、道具にちょっと頼っていいんだと思います。

私は、このEdifierのヘッドホンを在宅集中用に取り入れてから、

  • 長時間つけても耳が痛くならない・かゆくならない
  • 生活音がやわらいで、集中が続くようになった
  • 高級機じゃなくても、1万円以下で十分だった

と、毎日が少し楽になりました。

完璧な無音じゃなくていい。高い物じゃなくていい。「敏感な自分でも、ちょっとした道具で、もっと楽に働ける」。それを知ってもらえたら、この記事を書いた意味があります。

もし今、生活音や耳の痛みに悩んでいるなら、こういう選択肢もあるんだ、と頭の片隅に置いておいてください。あなたの在宅ワークが、少しでも穏やかなものになりますように。

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この記事を書いた人

40代・福祉の仕事をしている繊細さん(HSP)です。人の気持ちや空気を受け取りすぎて、夜ぐるぐる考えて眠れなくなる自分と向き合いながら、同じ繊細さんが少し楽になるヒントを、自分の体験をもとに書いています。

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