夜11時。布団に入ったのに、目が冴えてる。
頭の中では、今日の職場の会話が何度もリプレイされている。「あの時の返し方、変だったかな」「上司の言い方、どういう意味だったんだろう」「同僚に余計なこと言っちゃったかも」
消そうとすると、余計くっきり思い出す。「考えるのやめよう」と思うたびに、もっとはっきり浮かんでくる。
目を閉じても、暗闇の中でまた始まる。「あのとき、こう言えばよかった」「明日、気まずくなるかな」「なんであんなこと言ったんだろう」
気づいたら夜中の1時。2時。
体は疲れているのに、目だけが冴えてる。部屋は暗いのに、頭の中だけが明るい感じ。眠れない時間が長くなるほど「明日また仕事なのに」「ちゃんと起きられるかな」「眠れないと明日もしんどくなる」って焦りが重なって、もっと眠れなくなる。
焦れば焦るほど、遠ざかっていく。
「もう寝なきゃ」「考えるのやめなきゃ」「早く眠らなきゃ」って思えば思うほど、止まらない。そのループの中で、気づいたら朝になっていた、という夜も何度もあった。
繊細さんにはわかってもらえると思います。感じる力が深いぶん、夜も頭が動き続けてしまう。
そんな夜を何度も経験しながら、私がたどり着いた小さなルーティンが4つあります。布団の中でできるものも、起き上がってやるものもある。でも全部、難しいことは何もないです。今夜から使えます。🌿

眠れない夜、「寝なきゃ」って思えば思うほど目が冴えてくる…

そうなんだよね。「寝なきゃ」って焦るほど遠ざかっていく。だからまず、眠ろうとするのをいったんやめてみる。
眠れない夜が続く理由 🌱
「なんでこんなに眠れないんだろう」「もっとさっぱり寝られたらいいのに」
そう思ったことはありませんか。
繊細さん(HSP)は、日中受け取った刺激や感情を、夜になっても処理し続ける特性があります。
仕事中に感じた誰かの表情、会話の空気、言葉の裏にある感情。それを全部深く受け取っているから、脳がまだ整理しようとしている。布団に入っても、「今日はどうだったか」「あれはどういう意味だったか」の処理が続いてしまう。
さらに、夜は昼間よりも静かになります。音も刺激も減るぶん、頭の中の声だけがくっきりと聞こえてくる。昼間は仕事や会話で気が紛れていたのに、夜になると全部戻ってくる。
眠れないのは、心が弱いからじゃない。昼間にたくさん感じて、脳がまだ働いているから。
そのことを知っておくだけで、「眠れない自分がダメ」という罪悪感が少し和らぎます。眠れない夜は「脳がまだ頑張ってくれている」と思ってみてください。🌿

眠れないのって、心が弱いからじゃないんだ…

全然違うよ。昼間にたくさん感じたぶん、脳がまだ処理してるだけ。頑張ってる証拠だよ。
私の小さなルーティン4つ ✨
① 呼吸を整える(3秒吸って、6秒吐く)
頭がぐるぐるしているとき、呼吸は浅くなっています。だから、まず呼吸から整える。
鼻から3秒かけてゆっくり吸って、口から6秒かけてゆっくり吐く。YouTubeで見て試してみたら、本当に気持ちが落ち着いた。これを何回か繰り返すだけ。
吸うより吐く時間を長くするのがポイントです。長く吐くことで、自律神経の副交感神経が働いて、体が自然とリラックスモードに切り替わります。
「考えるのをやめよう」としなくていい。ただ、息を吐くことだけに集中する。それだけでいい。
② 指先に意識を向ける
これは、近所のお寺のお坊さんに教えてもらった方法です。
親指と人差し指をゆっくりこすり合わせて、その感触だけに集中する。
たったこれだけで、ぐるぐるしていた思考がすっと静かになります。なぜかというと、脳が「考えること」から「感じること」に切り替わるから。指先の感覚に意識が向いた瞬間、頭の中のリプレイが止まりやすくなる。
お坊さんから教わった方法が、こんな眠れない夜に役立つなんて思っていなかったけれど、本当に効果がありました。布団の中でそのままできるので、一番手軽なルーティンです。
③ 五感に意識を向ける(マインドフルネス)
これはマインドフルネスという考え方で、「今この瞬間」に意識を向けることで、思考のループを静める方法です。
頭がぐるぐるしているとき、意識は「過去」や「未来」にいます。「今」にいない。だから、意識的に「今この瞬間」に戻します。
今聞こえている音は何?肌に感じる布団の感触は?部屋の温度は?かすかに感じるにおいは?
難しく考えなくていい。「あ、エアコンの音がするな」「布団があたたかいな」くらいの気づきでOK。
「考えること」をやめようとしなくていい。「感じること」に意識を向けるだけでいい。
それだけで、思考のループがじわじわと静かになっていきます。
④ 温かい飲み物を飲む
どうしても眠れない夜は、起き上がって温かい飲み物を飲みます。これは藤岡弘さんがテレビでコーヒーを丁寧に淹れているのを見て、「何かをゆっくり丁寧に飲む時間っていいな」と思ったのがきっかけです。
ホットミルクが好きだけど、飲んだあとにまた歯磨きしないといけないから、そういう夜は白湯にする。白湯でも十分あたたかくて、じんわり体がほぐれていく感じがします。
温かいものを飲むと、体の内側からゆっくりと緩んでいく。「よしもう寝るぞ」と気持ちを切り替えるきっかけにもなります。
難しいことは何もない。ただ、温かいものをゆっくり飲むだけ。それだけで、少し眠れる気持ちになれます。🌿
まとめ 📝
今夜から試せる4つのルーティンをまとめます。
- ①呼吸を整える:鼻から3秒吸って、口から6秒吐く。YouTubeで見て試したら本当に効いた
- ②指先に意識を向ける:近所のお寺のお坊さんに教わった方法。布団の中でそのままできる
- ③五感に意識を向ける:マインドフルネス。「感じること」に意識を向けるだけでいい
- ④温かい飲み物を飲む:ホットミルクか白湯。体の内側からじんわりほぐれていく
眠れない夜は、自分がダメなんじゃない。昼間にたくさん感じて、たくさん受け取って、脳がまだ一生懸命働いてくれているだけ。
全部やらなくていい。今夜は1つだけ試してみてください。
「考えるのをやめよう」としなくていい。ただ、息を吐く。指先を感じる。それだけでいい。
小さなルーティンが、眠れない夜の「お守り」になってくれますように。🌿


今夜まず、息を吐くことだけ意識してみる。

それだけでいい。うまくできなくてもいいから、ゆっくり吐くだけ試してみてね。
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深呼吸して、私は今日もここにいる。💚


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